「俺のヒマの使い方=俺の資産運用」

「飯は最初のトレード」ってどういう意味?

  
no image
\ この記事を共有 /
「飯は最初のトレード」ってどういう意味?

「飯は最初のトレード」ってどういう意味?

これ、投資や経済の「取引」とは意味が違う。でも、本質はめちゃくちゃ近い。

これは前回の記事のつづきの話。

■ トレード=交換・取引 ってことはわかるよね。
で、この文脈での「トレード」とは、

「ヒマとか怠さとか未来への不安」を
→「行動」に置き換える取引

だ。

  • 「カップ麺を食う5分」と、
  • 「鯖缶と味噌汁を食う5分」は、

同じ5分だけど、未来に対して“得るもの”が違う。

栄養が入れば思考がクリアになる。
血糖値が安定すればメンタルも整う。
体が整えば、行動が変わる。
行動が変われば、結果が変わる。

つまりこういうこと

今この瞬間を何に使うか=未来とのトレード

  • 「飯をナメる=自分を安く売る」
  • 「いいメシを入れる=自分を高く買い戻す」

わかりやすく投資にたとえると

今日の選択が、
明日のエネルギーに複利で返ってくる。

だから、最初のトレードは「口に入れるもの」でやれってことだ。

ジャンクは、一瞬で“満足感”をくれるけど、すぐにパワー切れ。

食ったあと眠くなって、なんならイライラしてくる。
ポテチやカップ麺は買ってすぐは気分がアガる。でも…持ってるだけで価値が落ちてく。
ジャンク飯は、食った瞬間だけ気持ちいい。
でもあとに残るのは、血糖値の乱高下と、後悔だけ。パワー切れも早い。
減価償却の早い安物株みたいに、持ってるだけでどんどん価値が減っていく。

タンパク質飯は、見た目は地味でもジワジワ効いてくる。

脳がクリアになり、体が軽くなる。集中力も持続する。裏切らない。
これは“持ってるだけで配当をくれる優良株”と同じだ。
今日の選択が、明日の体調と仕事に“複利”で返ってくる。

ある日、俺は気づいたんだ。

「毎日カップ麺食ってるってことは、毎日“下がる株”を買ってるのと同じじゃねえか」って。

そりゃ、体力も集中力も下がるわけだ。

逆にサバ缶や味噌汁を続けた日は、明らかに上がる感覚がある。
…まるで静かに利益が入ってくる株を持ってるみたいに。
栄養は巡り、集中力は続き、気づいたら「調子いい日」が増えてる。

口にするもの、読むもの、会う人間── 全てが未来を削るか、投資するか、だ。

たしかに、

ジャンク飯はうまい。わかる。

俺だって、たまに友人とはしゃいでポテトチップス食ったりする。

「今日はカロリー気絶パーティーだな」って笑いながらな。

だけど──
それがメインか、たまの息抜きかで、全然違うんだよ。

人間って、真面目なだけじゃ続かねえ。
“抜く”日があるから、“締める”日に意味が出る。

だから俺は、
トレードの軸を「タンパク質飯」に置いた。

だけど、「たまに友人とポテチ」もちゃんと許してる。

なぜなら、「真面目すぎるやつが途中で折れる理由」ってのはそこにあるからだ。息抜きできないやつは、続かない。

完璧なルールじゃなく、守れる軸をつくれ。
自分を管理できる男は、チートデイすら計算済みだ。

俺が言いたいのは、「今の楽しみや人間らしい感情、生活の豊かさを犠牲にせずに、未来の成功や成長を取りに行くやり方もある」ということ。

もう少し噛み砕くと

  • 「生活を削る」っていうのは、
    極端にストイックになりすぎて、友達との時間を全部切るとか、楽しみもぜんぶ排除して、飯は鶏胸肉とブロッコリーだけみたいな状態。
  • 「未来を取りにいく」っていうのは、
    自分の目標や理想に向かって本気で努力すること。

で、「どっちかしか取れない」って思うな。

“楽しみを完全に我慢する”か、
“未来の成功をあきらめる”か──

その二択じゃない。

トレードオフのようで、実は両立できる方法がある。
それが「軸を持って、抜きどころも管理して、無理なく続けられる設計を作る」ってこと。

たとえば…

  • 平日はタンパク質中心の健康食、でも金曜夜は友人とチートデイOK。
  • 基本は毎朝ビジネス or トレードの時間、でも月に2回は朝から映画でもいい。
  • 普段は節制してるけど、「今日はガッツリポテチとコーラ」って日を意識的に楽しむ。

これが、「バランス」という設計。

突き抜ける奴って、「バランス」を捨ててるわけじゃない

ストイックの権化みたいな奴はいる。バランスなんて言葉を笑い飛ばして、前に突っ走るやつ。

完璧主義は、一見カッコいい。
だけど、現実はこうだ。

・息抜きできないやつは、燃え尽きる
・遊びを排除したやつは、人間関係が壊れる
・100点主義のやつは、1つのミスで自滅する

「バランス」は甘えじゃない。
持続のための土台だ。

楽しみを全部捨てなきゃ、成功できないってのは思い込みだ。

むしろ、今の楽しみや人間らしさを犠牲にしないほうが、
長く、強く、冷静に続けられる。

自分の好きなモノを完全排除するんじゃなく、
管理することで、逆に安定するんだよな。

ただ「意識して抜けって言われると、それすら義務みたいでしんどい」──
そう思う奴もいる。

たしかに本末転倒だよな。「バランス取れ」と言われ続けて、それすらプレッシャーになったら、もはや自由じゃない。

ぜんぶ計算しろなんて
堅苦しいこと言うつもりはない。

「気を抜いても、後悔しない自分でいる」
その状態を、うっすら目指していればいい。

たまにポテチ食って、うまいなーって笑えたらOK。

息を詰めて続けるより、
ちょっと肩の力を抜いてでも、続く方が強い。

だからこう結論づけよう

「真面目」じゃなく、「機嫌よくいられる方法」を探せ。
その状態で、前に進んでるなら──それが最強の“続く設計”だ。

「バランス=中途半端」と思ってる奴へ

最後に、言っておく。

突き抜けてるように見えるやつほど、実は抜きどころを知ってる。

バランスってのは、
“全力を出し続ける”ためにある。

まとめると

これはただの健康や節制の話じゃなく、継続するためのリアルな自己マネジメントの哲学ってこと。

完璧を目指すんじゃない。
崩れにくい仕組みを、自分の中に持つ。

それが、未来を本当に取りに行ける男のやり方ってわけだ。


「意識高いストイック厨」じゃなくて、
「リアルに継続してる奴」って感じだ。

…だから、まずは冷蔵庫を開けろ。
ポテチをしまって、サバ缶を取り出す。
今日のたった5分が、半年後のお前を決める。

ヒマや怠け心や不安って、実は未使用の通貨みたいなもの。
それを、筋トレでも読書でも“行動”に換金することで、初めて“価値”になる。

トレードって、そういうことだ。

「時間があるのに動けない」
「なんとなくダルい」
「このままでいいのか不安」

―そんなもやもやしたエネルギーを、“意味のある行動”に転換する。

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です