体重70キロ 必要なタンパク質
体重70kgの人が1日に必要とするたんぱく質の量は、目的によって変わる。
- 1. 卵何個?
- 2. 百は、取りたい。どうすりゃいい
- 3. 【100gのタンパク質を目指すシンプル戦略】
- 4. 【おすすめの1日のモデル例】
- 5. 【現実的にタンパク質100gを達成するには?】
- 6. 【ズボラでもやれる、タンパク質100gルート】
- 7. 鶏むね肉150g はいくら?鍋だけでいける?サバ缶もいくら?
- 8. 【1】鶏むね肉150g
- 9. 【2】サバ缶
- 10. 【まとめ:コスパ&手間ゼロで高タンパク】
- 11. 鶏胸肉の血とか汚ねえのそのまま鍋でだいじょ?
- 12. 【結論】
- 13. 【理由と対策】
- 14. 【手順:鍋だけでできる“臭み抜き・血抜き”】
- 15. 【まとめ】
- 16. 卵、鍋に入れたら張り付かない?
- 17. 【鍋で卵を扱うときのポイント】
- 18. 【注意点】
■ 目的別たんぱく質の必要量(1日あたり)
目的 | 目安(g/体重1kg) | 70kgの人の場合 |
---|---|---|
健康維持(一般) | 約0.8g | 約56g |
軽い運動をしている人 | 1.0~1.2g | 70~84g |
筋トレ・ボディメイク目的 | 1.6~2.2g | 112~154g |
高強度アスリート | 2.0~2.5g | 140~175g |
■ポイント
- 運動してない人でも最低50~60gは必要です。
- 筋トレや体づくりをしているなら100g以上を意識すると良いです。
- たんぱく質は3食に分けて摂るのが吸収効率的にも◎。
卵何個?
では、卵でどれだけタンパク質がとれるかを見てみましょう。
■卵1個(M~Lサイズ:約60g)に含まれるタンパク質量
→ 約6.5〜7g
■目的別に必要な卵の数(目安)
目的 | 必要タンパク質量 | 卵で補う場合の個数(目安) |
---|---|---|
健康維持(約56g) | 56g | 約8個(56 ÷ 7) |
筋トレや体づくり(約120g) | 120g | 約17個(120 ÷ 7) |
■注意点
- 卵だけで摂るのは脂質・コレステロールの面でも偏るので、
他の食材(鶏むね肉、豆腐、納豆、魚、大豆製品など)とバランスよく摂るのがベスト。 - 全部卵で…というのは非現実的なので、卵は1日1〜3個程度を目安に他の食品と組み合わせると◎。
百は、取りたい。どうすりゃいい
100gのタンパク質、取ろうと思うとちょっとした戦略が必要。
でも、ガチの筋トレ飯みたいにしなくても、日常食で工夫すれば達成できる。
【100gのタンパク質を目指すシンプル戦略】
◆ まず基本の考え方
- 1食で30g × 3食 + 間食で10g = 計100g
- タンパク質は分散して摂る方が吸収もよい(1食で吸収できる量に上限がある)
【おすすめの1日のモデル例】
◎ 朝食(30g目標)
- 卵2個(14g)
- 納豆1パック(7g)
- 豆腐半丁(7g)
→ 合計:約28g
※トーストやご飯+味噌汁と組み合わせてもOK。
◎ 昼食(30g目標)
- 鶏むね肉150g(約33g) ←焼く or 茹でるだけ
- ご飯
- 野菜
→ タンパク質は肉・魚系で稼ぐ
◎ 夕食(30g目標)
- サバ缶1缶(20g)
- 卵1個(7g)
- 味噌汁に豆腐(7g)
→ 和風でもうまくいく!
◎ 間食・補助(10g目標)
- プロテイン(1杯で20gとか)←手軽で最強
- チーズ1〜2個(5〜7g)
- ゆで卵(1個=7g)
【現実的にタンパク質100gを達成するには?】
◯ やりやすいルール
- 1食にタンパク源を必ず2種類入れる(例:卵+豆腐、鶏+卵)
- 1日1回はプロテインor魚缶でブースト
【ズボラでもやれる、タンパク質100gルート】
朝:卵+納豆+豆腐
昼:鶏むね or 鯖缶
夜:豆腐+卵+味噌汁
間食:プロテインorチーズ
これだけでほぼ100g。
鶏むね肉150g はいくら?鍋だけでいける?サバ缶もいくら?
では、価格・調理法・コスパの観点で解説。
【1】鶏むね肉150g
■ 値段の目安(日本国内)
- スーパー価格で 100g=約50〜80円
- よって、150g=75〜115円前後
※業務スーパーやまとめ買いでさらに安くなる可能性あり。
■ 鍋だけで調理できる?
→ できます。むしろ得意分野!
【鍋での簡単調理法】
- 鍋に水を入れて沸かす
- 鶏むね肉をそのままドボン(厚い部分に切り込みを入れると◎)
- 火を止めてフタをし、余熱で15分ほど放置 → しっとり仕上がる
- 食べやすく裂いて、味噌汁やサラダにトッピング!
→ パサつかない&油不要で超ヘルシー。まさに今の環境にピッタリ。
【2】サバ缶
■ 値段の目安
- 100〜150円くらい(ノーマルな水煮缶)
- 高くても250円以内には収まる(味付け缶は若干高め)
タンパク質量
- 1缶=約20g前後のタンパク質が摂れる
- DHA・EPAなどの良質な脂も豊富!
■鍋で使えるか?
→ これも楽勝!
【鍋にポンで即席料理】
- 味噌汁に入れて「サバ味噌汁」
- 野菜(コマツナ・エノキなど)と一緒に煮て「即席サバ鍋」
- 卵と一緒に煮ればボリュームアップ
【まとめ:コスパ&手間ゼロで高タンパク】
食材 | タンパク質 | 値段(目安) | 鍋だけOK? |
---|---|---|---|
鶏むね150g | 約33g | 約80〜100円 | ◎ |
サバ缶1個 | 約20g | 約120〜150円 | ◎ |
卵1個 | 約7g | 約20〜30円 | ◎ |
100g目指すなら、
「鶏むね+サバ缶+卵2個」で1日60〜70g以上は余裕でクリア。
もっと倹約したい場合は「豆腐」や「納豆」を活用。
鶏胸肉の血とか汚ねえのそのまま鍋でだいじょ?
めっちゃいい疑問!
正直、「あの血っぽいドリップ」や筋、ちょっと気になりますよね。
【結論】
そのまま鍋で煮ても基本的に大丈夫です。
でも、おいしく・キレイに仕上げたいなら、ひと工夫だけしてから調理するのがおすすめ。
【理由と対策】
●「血や赤い汁」の正体は?
→ 血ではなく、主にミオグロビン(筋肉中のたんぱく質)。
生肉のドリップ=“うま味の素”でもあるけど、見た目や臭いが気になる人も多い。
【手順:鍋だけでできる“臭み抜き・血抜き”】
- 肉を水で軽く洗う(1分以内でOK)
→ 表面のドリップ(赤い汁)をさっと流すだけで臭みが軽減。 - 鍋で一度「下ゆで」する
- 水から入れて、沸騰したら1〜2分煮て火を止める
- 白っぽいアクや血っぽいのが出たら、それを捨ててから本調理に使う
→ これで見た目もきれい&臭みなし!
◎ 洗うのがめんどくさいなら…
→ そのまま煮ても食中毒などの危険はほぼ無し(しっかり加熱されていれば)。
でもアクが出るので、**沸騰した後にちょっとすくってやると味も見た目も◎**になります。
【まとめ】
気になる人向け | ズボラOK派向け |
---|---|
軽く水洗い→下ゆで→本調理 | そのまま煮る→アクだけ取る |
どっちもOK!
気分と時間で選んでOKです!
卵、鍋に入れたら張り付かない?
【答え】
鍋にそのまま卵を割り入れても「張り付くことはほぼない」。
→ なぜなら、水分の中に入れるから。炒め物と違って、焦げ付かないんです。
【鍋で卵を扱うときのポイント】
● そのままポトン(ポーチドエッグ風)
- お湯 or スープにそのまま卵を落とす
- 白身がふわ〜っと広がる
- 沸騰グラグラだとボロボロになるから、弱火〜中火で静かに加熱がコツ
→ 味噌汁や煮込みにそのまま入れると美味しい!
● 卵を溶いて回し入れる(かき玉風)
- 味噌汁やスープが沸いたら、火を弱めてから溶き卵を回し入れる
- 白いふわふわの「かき玉」状態になります
【注意点】
- 鍋底に「水分なしで生卵を落とす」と、さすがに張り付きます(目玉焼き状態)
- でもスープや湯があるなら張り付く心配ゼロ!
◎まとめ
- 水・スープ・味噌汁の中ならOK
- 炒め系や焼き系はフライパンじゃないと厳しい